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空理空論:実際とはかけ離れた役に立たない理論、無益な議論。                   空々寂々:ひっそりと寂しいさま。無我、無心であるさま。      …『広辞苑』より
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ひっそりと、静かに… 
2017/03/10 Fri 01:39:47
さて、何を思って超久方の更新をしたかといえば
ちょいとツラツラ語りたいことが出てきたのです。

まあ大した話じゃありませんし、
実際は今年1月のくれぐらいの出来事なんですが。

かつての愛車のCR-Zの話です。


ついに生産終了し、ホンダのHPからも姿を消してしまいました。

乗ってた期間は2年あるかないかですが、
都合2台を乗り継いだ思い入れのある車です。

元は初めて行った東京モーターショー2007。
そこに展示されていたコンセプトを見て一目ぼれしました。

最近のホンダらしからぬ
大胆かつ流麗、そして先鋭的なデザインと
個人的にドンピシャな
ライトウェイト・コンパクト・スポーツのコンセプト!

まあコンセプトなんで実際発売されるかなんて
わからなかったのですが
発売されるなら絶対に乗りたい!
と心に誓った数か月後にホンダの社長さんが
好評につき発売決定を発表してくれました。

それからは少しで情報が耳に入れば
なじみのディーラーに通いつめたものです。
(結局ディーラーにはほとんど情報はなかったのですが…)

その後の2010年に一般ニュースになるほどの
華やかなデビューから約7年
あまりに静かにその歴史に幕をおろしました。


実際に乗っていた身としては、
確かに100点満点をあげられる車ではなかったのですが
様々な、ありとあらゆる要素が
もう一歩、惜しい車だったのかなと思います。

例えばそのコンセプト。
発売当時は不況とエコブームで
そもそもスポーツカーなんて
売れるわけがない、作る余裕もない
というような時代に
何とかスポーツカーの復権を目指したものだった思います。

実現させた技術とその志からか
カーオブザイヤーも受賞しました。

が、それを意識するあまりボディはしっかり作りましたが
エンジンはエコで低燃費、つまりパワーがない物でした。
街中を"スポーティ"に走るのには十分だったのですが
ワインディングやサーキットで"スポーツ"するには圧倒的に足りなかった。

そこへきて間をおかず同程度の価格帯で
"スポーティ"から"スポーツ"までをしっかりこなす
86/BRZが発売され、スポーツカーの復権という大役を
見事に果たしていきました。

そこですっかり存在感をなくしてしまい、
マイナーチェンジやカラーバリエーション、仕様変更など
テコ入れもあったものの効果を上げられなかったようです。


こんなこと書いてるとDisってる感じですが。
このテコ入れ、最初期に乗っていた人からすれば
先に挙げた惜しい、もう一歩のところを埋めてくる
なかなか見事な内容だったのも知っています。

非力なエンジンをチューンして10馬力も上げてきたり
(たかがと思うかもしれませんが、
これでドライバビリティはかなり良くなります)
+Sボタン(F1のオーバーテイクボタンのようなもの)を
追加してスポーツ感を高めたり、
内装もよりスポーティー感あふれる
ブラックレーベルなんてのも出ました。

もちろん試乗してきました。
なぜ最初からこうできなかったのかと
歯がゆい思いをしたのを覚えています。

ホンダの宣伝下手とトヨタの素晴らしい販売戦略が
タイミング悪くかみ合ってしまった結果なのでしょう。
(この辺の話は他の多くの車好きの方々が
散々語ってくれているのでこの辺にします)


きっと将来は「どうしてこうなった?」系の紹介をされる
いわゆる珍車扱いを受けるかもしれません。

しかし僕は知っています。

色々書いたエンジンも普段のシーンでは必要十分、
素人が乗るなら困らないどころか、
アクセルを踏めば十分スポーティを演出しつつ
外観からの予想を裏切る低燃費
かつ1.5Lで税金も安く経済的でもありました。

室内も狭いとは言われていますが、
前二席は十分広く、
トランクには荷物も想像以上にたくさん乗せれて
困ったことはほとんどありませんでした。

運転席やメーターパネルなどは、
賛否両論あると思いますが、
その目指した未来を感じさせる
意欲的なデザインだったと思います。

その作りこまれたボディは乗り心地がよく、
ロングドライブにはとても良かったし、
ハンドリングもFF車としてはスポーティに
キビキビ反応した良い物でした。
それを証拠にスーパーGT300クラスにおいて
この車のボディをベースにした車両は数度の
ポールポジションと優勝、
そしてシーズンチャンピオンも獲得しました。

そして何よりその外観、デザインは
今でもかっこいいと思っています。


世間からは中途半端と言われたこの車ですが
だからこそ痒いところに手が届く車でもあったと思うのです。

そして今、世界を見渡してみれば。
あのポルシェやフェラーリも
ハイブリッドのスーパースポーツを販売しています。
そして新型NSXも。
この流れは間違いなくこのCR-Zが作ったと僕は思っています。

僕にとっては短い間の付き合いでしたが
初めて新車で買った車であり
思い出も思い入れもある素晴らしい車でした。

所詮他人事、無責任な話だとは思うのですが、
今乗っておらる方、
そして中古でもこれから手に入れ乗ろうとしている方、
どうか少しでも長く、大切に乗ってやって欲しいと思うのです。
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